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【埼玉】

元川越市議セクハラ問題で第三者委 「職員、議員の意識古い」

調査結果を市議会に説明する第三者委員会の遠藤克弥委員長(中)=川越市で

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 川越市の三十代女性職員が訴えた、元男性市議(69)=十月に辞職=によるセクハラやパワハラの一部を認定した市議会の第三者委員会は、二十九日に提出した報告書で「職員や議員のハラスメント(いじめ、嫌がらせ)についての意識が古く、かつレベルが低い」と指摘。市議会に対して政治倫理条例の制定を勧告する一方、市側にも機能していない相談窓口の見直しや、公務とプライベートの区分けの明確化など、業務改善や意識改革を提言した。

 報告書では、元市議の女性に対するセクハラ行為三件とパワハラ行為二件を認定。セクハラは、いずれも元市議が自宅に女性と男性市議三人の四人を招いた宴席で起きたが、第三者委は元市議のセクハラ発言に続いて、性的な発言をした同席の市議たちの行為もセクハラと認定した。

 報告書の提出を受けて女性は、代理人弁護士を通じて「被害の全てではないが一定の認定がされ、ほっとしている」とコメント。さらに「接待のために女性職員等に宴席への同行を強要するなど、(ハラスメントに)加担する人間がいることもハラスメントを助長する要因」として、職員の意識改革を求めた。

 第三者委からハラスメント行為の禁止を明記した政治倫理条例の制定を勧告されたことについて、小野沢康弘議長は会見で「各会派と協議しながらつくりたい」と述べた。 (中里宏)

 

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