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【埼玉】

婚活を6市町で応援 県東部と茨城で協定

広域連携による結婚支援に関する協定を締結した3市長と3町長=幸手市で

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 県東部と茨城県西南部の六市町は、連携して結婚支援事業を実施する協定を結んだ。各自治体が直面している少子化問題に対し、広域的に対策を取ることで効果を上げるのが狙い。複数の自治体が県境をまたぐ広範囲で結婚支援に取り組む試みは全国的に珍しいという。 (中西公一)

 協定を結んだのは久喜、幸手、白岡の三市と宮代、杉戸、五霞(茨城県)の三町。六市町は近隣にあるため、もともと消防やごみ処理、河川行政などでつながりがある。各市町長が集まった際に、杉戸町の古谷松雄町長が新たに広域的な取り組みをしようと呼び掛けたところ、五霞町の染谷森雄町長が少子化対策を提案。その後、広域連携での婚活支援事業へと発展したという。

 協定書では、婚活パーティーやセミナーなど結婚支援事業の企画や運営、情報交換、周知などで協力することを定めた。来年三月にも各市町の担当者が集まり、具体的な事業内容を検討する見込み。

 担当者によると、近年増えてきた住民を対象とした自治体など主催の婚活イベントでは「地元の目が気になる」と、参加を避ける人がいる。エリアが広がることで、参加しやすくなるメリットも考えられるという。

 幸手市役所で十九日にあった締結式では、久喜市の梅田修一市長が婚活パーティーについて「特に女性の参加者を確保するのが課題。六市町のスケールメリットを生かしたい」と抱負。動物園やスポーツを生かした数々の婚活イベントの実績がある宮代町の新井康之町長は「それぞれのノウハウを合わせ、いい事業にしたい」と語った。

 染谷町長も「協定締結を機に六市町の結び付きが強まり、地域の課題解決につながれば」と期待を寄せていた。

 

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