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【埼玉】

「衣類バンク」服買えぬ家庭支援 県全域対象は全国初

 経済的な事情から子どもの服を買えない家庭を支援しようと、県内約200の社会福祉法人でつくる社会貢献活動推進協議会は、使わない衣類を収集して必要とする家庭に無料で届ける「衣類バンク」を始めた。こうした取り組みで県全域を対象とするのは全国で初めてという。

 衣類バンクでは、協議会に加盟する保育所が新品か未使用の子ども用衣類を集め、保管する。衣類の写真を撮影し、事務局となる県社会福祉協議会のデータベースに登録。必要とする家庭からの「身長120センチサイズの男の子の服」などの要望に応じて事務局が衣類を選び、保管している保育所から発送する仕組みだ。

 4月から試験運用していて、今月から本格運用に移行した。現在は県内16の保育所で収集しており、既に約700点を保管している。対象は小学生以下用の衣類だが、今のところ集まっているのは未就学児用が中心という。

 社会貢献活動推進協議会は来年度中に、参加する保育所を60に増やす方針。将来は特別養護老人ホームや障害者施設なども、収集窓口に加える予定。

 同協議会の担当者は「一人でも多くのお子さんに衣類が届くように事業を展開していきたい」と話す。

 衣類の提供や利用の問い合わせは県社会福祉協議会=電048(822)1249=へ。 (井上峻輔)

 

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