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【埼玉】

冬の風物詩「楮かずかしき」 東秩父村 手すき和紙の原料作り

蒸し上がったコウゾの枝から和紙の原料となる皮をむく職員ら

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 東秩父村和紙の里(同村御堂)で、手すき和紙の原料となるコウゾを蒸して皮をむく作業が行われている。「細川紙」の手すき技術が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産となっている同村と小川町では、この作業が「楮(かず)かしき」「楮むき」と呼ばれ、冬の風物詩となっている。

 和紙の里では十日まで行われ、施設内の和紙製造所で一年間に使う原料を確保する。

 中庭では昨年末に収穫した長さ三メートルほどのコウゾの枝を九十センチに切りそろえ、一日四〜五回、大釜で蒸し上げる。和紙製造所内では、職員らが蒸し上がったコウゾの皮を、慣れた手つきで次々にむいていく。作業に参加していた和紙の里の福島栄二支配人は「今年は良質のコウゾが取れた」と話していた。

 作業は午前九時〜午後四時ごろ。自由に見学でき、小学生以上は無料で楮むきを体験できる。問い合わせは和紙の里=電0493(82)1468=へ。 (中里宏)

昨年末に収穫された3メートルほどのコウゾの枝。90センチに切りそろえ、大釜で蒸す作業が繰り返される=いずれも東秩父村で

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