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【埼玉】

新成人、未来を描く 〜「平成最後」の式で聞きました〜 県内7万3754人が門出

ゲスト出演した歌手モン吉さんの歌声に聞き入る成人たち=さいたまスーパーアリーナで

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 平成最後の成人の日になった十四日、さいたま市や成人式発祥の地といわれる蕨市、所沢市など県内十七市町で成人式の記念行事があった。県内で成人を迎えたのは、昨年より百五十一人少ない七万三千七百五十四人。各地の様子を紹介するとともに、新成人に将来の夢や、これまでと今後の二十年についてどう思うかなどを尋ねた。 (森雅貴、加藤木信夫)

 さいたま市のさいたまスーパーアリーナで十四日に開かれた成人式では、新成人一万三千二百八十人の門出を祝った。「はたちの誓い」では代表の十人が「チャレンジ精神を忘れず、何事にも全力で取り組む」などと表明した。

 式の途中で新成人複数人が度々、入場禁止のアリーナに侵入、警察などに取り押さえられた。同市担当者は「警備を付けていたが残念。来年度はさらに対策を講じたい」とした。

 成人式発祥の地とされる蕨市でも同日、同市の市民会館で七百九十四人を対象にした成人式が開かれた。同市は一九四六年、青年団が戦後復興期の青年を激励しようと第一回の成年式を開催。今も成人式でなく「成年式」と呼んでいる。

 式の特徴は代々市の協力を受けながら、自ら成年式を運営すること。代表を務めた蕨市の大学生池田悠人さん(20)は昨年十月から準備を始めたといい、「平成最後に成人式発祥の地で運営できてよかった」と安堵(あんど)の表情を見せていた。

 所沢市では、まちづくりセンターなど地区別の十一会場に分かれてつどいを実施。新成人のアイデアを取り入れて盛り上げた。新所沢地区では来賓として登場した中学時代の恩師らに、新成人たちが「ありがとう」「おかげさまで少し立派になりました」などと感謝の言葉を送った。

◆3つの質問

(1)将来の夢

(2)今の社会に思うこと

(3)これまでの20年と今後の20年について

◇サッカーの素晴らしさ多くの人に

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 陸田瑛星(えいせい)さん(大学生、所沢市)

(1)幼いころからプレーしているサッカーに関わる仕事

(2)周りの空気を大切にしながら自分らしさを出す

(3)ここまでは資金面を含めてサッカーをやらせてもらってきた。今後は競技の素晴らしさをたくさんの人に与える立場に

◇不動産会社設立したい

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 渡辺勇さん(大学生、千葉県佐倉市)

(1)不動産会社の設立

(2)国会議員が話し合いをせず、自分の保身を考えている。日本のことを考えて

(3)衣食住、普通に生きることができて楽しかった。これからも

◇人の個性生かした世の中を

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 長澤瞳さん(大学生、さいたま市)

(1)人間の個性を生かした世の中にしていきたい

(2)立場のある人の不祥事が相次いでいる

(3)中学3年からスマートフォンにのめり込んだ。成人を機に多くのことに挑戦したい

◇宮大工職人になる

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 鳥澤匠人(たくと)さん(宮大工見習い、羽生市)

(1)宮大工職人に

(2)人工知能(AI)などにより就業機会を奪われ、職業自体が減りつつある

(3)消費税増税で個人の負担が増えた。増税以前に無駄遣いの見直しを

◇「先が見えない」でも普通に

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 平井杏奈さん(大学生、所沢市)

(1)薬学部です。薬剤師になって食べていきたい

(2)自分のことを考えるので精いっぱい

(3)衣食住を含めて普通に生きていければ。先が見えない時代なので、それが一番難しい

◇政治は若い人のことも考えて

 佐藤碧海(たまみ)さん(大学生、所沢市)

(1)英文科らしく英語を生かした仕事を

(2)政治はもうちょっと若い人のことを考えてほしい。お年寄りに比べ、(充実した生活のための)選択肢が足りない

(3)ここまではあっという間。頑張って働いて奨学金を返していきたい

◇平和な日本 これからも

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 中川あずささん(大学生、蕨市)

(1)大きな家に住みたい

(2)企業で役職に就く女性の数が少し少ない

(3)(日本では)戦争がなく平和な時代。今後も平和に

 

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