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【埼玉】

秩父農工科学高の学生3人 電動式自転車の全国大会V

KV−BIKEチャレンジ全国大会で優勝した(左から)黒田さん、川井さん、笠原さん=秩父市役所で

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 県立秩父農工科学高校情報機械システム専攻科の学生3人が昨年11月、充電式の電池を動力とする自転車の競技大会「Ene−1GP MOTEGI KV−BIKEチャレンジ全国大会」の「大学・高専・専門学校部門」で優勝した。初出場での快挙に3人は「予想以上の結果を残せた」と喜んでいる。 (出来田敬司)

 栄冠を手にしたのは、笠原柊麻(とうま)さん(20)、川井玲旺(れお)さん(20)、黒田光さん(20)の三人。いずれも高校卒業後の二年間、同専攻科で工業専門科目を学んでいる。

 Ene−1GPは、モータースポーツ運営会社「モビリティランド」(三重県鈴鹿市)が、毎年この時期に栃木県茂木町のサーキット場「ツインリンクもてぎ」で開催している。

 このうちKV−BIKEは、単三形の充電式電池四十本を動力源として、モーター付きの自転車で争うレース。一周二・四キロのコースの所要時間を競う「タイムアタック」と、どれだけ長い距離を走れるかを競う「ロングディスタンス」の合計点で勝敗を決める。

 大会には、一般から中学生までの四部門に三十チームが出場。秩父農工チームは、タイムアタックで六分を切る好タイムで五位に、続くロングディスタンスでは七周約十九キロを走りきって十二位につけた。総合で六位に入り「大学・高専・専門学校部門」では、堂々の優勝に輝いた。

 大会に参加したきっかけは、専攻科の学生に課される「課題研究」の履修のため。校庭で試乗と改良を繰り返し、自転車の性能向上を図った。大会本番ではライダーの笠原さんが、電流や電圧、残りの電力量を車上のモニターで確認しながら、効率の良い走行を心掛けたという。

 三月に卒業する三人は「先生や同級生から支援やアドバイスをもらい、今回の結果につながった。これからの人生の上でとても自信になる」と笑顔を見せた。

 

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