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【埼玉】

「トトロ」構想の緑守ろう 宮崎駿監督や市民ら、下草刈り

下草を刈りながら参加者と談笑する宮崎駿監督=東京都東村山市で

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 映画監督の宮崎駿さん(78)が会長を務める市民団体「淵の森の会」の下草刈りが二十日、所沢市と東京都東村山市にまたがる雑木林「淵の森」で行われた。宮崎監督や会員、全国から訪れた有志ら約三百人が雑木林の環境を保全しようと汗を流した。

 柳瀬川の脇に広がる淵の森は、宮崎監督がアニメ映画「となりのトトロ」の構想を練った場所の一つ。一九九七年に宮崎監督が保全のために寄付した三億円をもとに両市が土地を購入した。取得地はその後も増え、現在は約六千二百三十平方メートル。会員たちは、年一回の下草刈りをはじめ、雑木林や川の清掃などに取り組んでいる。

 雑木林には、春に白い花が咲くキンポウゲ科のアズマイチゲなどさまざまな植物が自生している。二十日は参加者たちが、増えすぎたササの一種のアズマネザサを刈り取り、多様な植物が生育できる環境を整えた。

 宮崎監督は「ここがあったおかげで、まちの中にいてもほっとできる」と笑顔を見せた。 (服部展和)

 

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