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【埼玉】

キーンさん「お疲れさま」 文化振興功績たたえ草加市が追悼記帳台

記帳台でキーンさんへの思いをつづる来庁者=草加市役所で

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 草加市は、2月に亡くなった日本文学研究者ドナルド・キーンさんへの追悼メッセージの記帳台を市役所に設置した。市の文化芸術振興への功績をたたえ、哀悼の意を表するためで、訪れた市民らがそれぞれの思いをつづっている。8日には市立中央図書館にも設置する。 (森雅貴)

 キーンさんは、一九八八年に同市で開かれた「奥の細道シンポジウム」の基調講演に登壇。その縁で、市が九二年に創設した「奥の細道文学賞」の選考委員を長年務めるなど、奥の細道を通じた市のまちづくりを支援してきた。

 二〇一三年度には草加市文化賞を受賞。今年四月に市が開設する日本文化芸術関連施設を「漸草庵(ぜんそうあん) 百代(はくたい)の過客(かかく)」と命名するなど、ゆかりがあった。市役所を訪れた同市の無職渡辺幸子さん(74)は「皆の誇れる奥の細道の普及に貢献してくれ、ありがたい。お疲れさまでした」と話した。

 記帳台の設置期間は市役所が二十六日までで土日、祝日閉庁。中央図書館が四月上旬までで火曜休館。問い合わせは市文化観光課=電048(922)2968=へ。

 キーンさんの逝去を受け、浅井昌志市長は「改めて、これまでの本市への多大なるご尽力に感謝し、心よりご冥福をお祈りします」とのコメントを発表している。

 

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