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【埼玉】

日本初の女性医師・荻野吟子の生涯を映画化 出身の熊谷などで撮影へ

製作発表会見で写真に納まる山田火砂子監督(左から3人目)と主演の若村麻由美さん(同4人目)ら出演者=東京都中央区で

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 日本初の女性医師、荻野吟子(ぎんこ)(一八五一〜一九一三年)の人生を描く映画「一粒の麦 荻野吟子の生涯」の製作発表会見が二十二日、東京都内であり、山田火砂子(ひさこ)監督(87)は、吟子の人生を「男尊女卑と闘い抜いた」と表現し、映画への思いを語った。

 吟子は、女性が医学を学ぶこと自体が難しかった時代に医師への道を開拓。北海道に渡って医院を開設し、生涯を通じ多くの女性医師を育てた。山田監督はタイトルについて、地面に落ちた一粒の麦が多くの実を結ぶことになぞらえたと説明。「こんなに立派な女性がいたということを知ってほしい」と意気込んだ。

 主演の若村麻由美さんは、吟子を「強いだけでなく深い愛がある」と評し「今を生きる人々への応援歌のような作品になると確信している」。吟子の再婚相手、志方之善(ゆきよし)役の山本耕史さんは「登場人物それぞれにエネルギーがある」と述べた。

 吟子の出身地、熊谷市などで四月から撮影を開始し、九月に公開予定。

 

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