東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 埼玉 > 記事一覧 > 4月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【埼玉】

工事残土搬入「やめて」 米軍通信基地 所沢市民ら抗議

米軍横田基地の工事残土の搬入作業が始まった米軍所沢通信基地=いずれも所沢市で

写真

 米軍所沢通信基地(所沢市)への米軍横田基地(東京都福生市など)の工事残土の搬入が始まった十二日、土砂を積載したダンプカーが通信基地内に入るたび、搬入ゲート前に集まった市民らが抗議の声を上げた。作業は週明けの十五日から本格化し、一日当たり最大百二十台のダンプカーの出入りが予定されている。

 所沢市によると、搬入に先立つ五日、市基地対策室の担当者が横田基地に呼ばれ、所沢通信基地が搬入先に選ばれた経緯などに関し、米軍から説明を受けた。

 米軍の担当者は「横田には土砂を堆積できる場所がない」と前置きした上で、「通信基地の所沢には建築物が建つ可能性がなく、二メートル程度の堆積物であれば通信アンテナへの影響もない」と説明した。さらに土壌汚染も認められなかったと強調。土砂の積み上げ方については「県の条例に基づいた飛散・流出防止策を採る」としたという。

 市基地対策室の大舘寿貴(おおだちとしたか)室長は「搬入が始まったことは非常に残念。市民の安心安全を第一に考え、周辺環境に影響がないよう、適宜対応していく」と話している。

 この日の搬入作業は午前十時ごろに開始。待ち受けた市民ら約二十人は「やめて! 土砂搬入」「汚染?土砂搬入反対」などと書かれたプラカードを手に、抗議活動を続けた。

 呼び掛け人を務めた「オスプレイから市民のいのちを守る所沢連絡会」の杉浦洋一さんは「十五日も抗議活動を実施予定です」と広く参加を呼び掛けている。 (加藤木信夫)

搬入作業を終えて基地を出るダンプカーに抗議の声を上げる市民ら

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報