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【埼玉】

ALS患者への吉川市職員発言 市長「不適切」と謝罪

 筋萎縮性側索硬化症(ALS)で、言葉を発することができない吉川市の高田泰洋さん(43)が、文字盤を使って意思表示した際に市職員から「時間稼ぎですか」と言われて侮辱されたとして市に抗議した問題で、中原恵人市長は十九日、「心よりおわびします」と謝罪するコメントを発表した。

 中原市長は、職員の発言は高田さんに向けたものではなかったとしつつ「経緯や意図に関わらず、不適切な表現で不快な思いをさせてしまった」と非を認めた。今後は、関係職員の処分を検討し、再発防止に努めるという。

 市長のコメントに対し、高田さんは「市に愛着があるからこその抗議だった。今後の市政運営に期待する」とのコメントを発表した。

 高田さんの弁護団は「発言の態様からは、本人のコミュニケーション方法を揶揄(やゆ)する発言としか捉えようがない」と市を批判。市長が発言を「意図に関わらず不適切」としたことや謝罪の文言があったことは「一定の評価をする」としている。 (井上峻輔)

 

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