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【埼玉】

「9条 平和のよりどころ」 東松山の資料館 憲法記念日に聞く

憲法記念日に合わせて、ミュージアムを訪れた市民ら=東松山市で

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 憲法記念日の三日、県営の平和資料館「埼玉ピースミュージアム」(東松山市岩殿)には、多くの来館者が訪れた。新時代の「令和」を迎え、憲法は市民にどう映っているのだろうか。年配者や主婦、若い世代に憲法九条への思いを聞いた。

 小島孝雄さん(75)は「太平洋戦争中、父はサイパン島に送り出されて戦死した。自衛隊を海外に派遣すると、戦争に巻き込まれそうで怖い」と改憲の動きに反対する。

 坂戸市の主婦(49)は「平和は九条を最後のよりどころとしてきた。改憲することで歴史に名を刻もうとする首相は許せない」と憤った。

 千葉県の小学三年杉本武尊(たける)くん(8つ)は、ミュージアムに展示された防空壕(ごう)を体験した後「防空壕の中は暗く、地響きがする気がして怖かった。絶対平和がいい」と話した。

 熊谷市の男性会社員(37)は「戦争はしないといっても攻め込まれた場合、自衛隊が活動する。今の憲法とは矛盾するのではないか」と改憲に理解を示した。

 東松山市の会社員三宅優子さん(43)は「自衛隊を海外に派遣しないと国際社会では孤立する。ただ、自衛権の範囲がどこまでなのかが分からない」と顔をしかめた。 (森雅貴)

 

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