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【埼玉】

「義足」生活語る パラリンピック出場目指す 池田樹生さん

池田選手(左)のアドバイスを受けながら、義足を体験する児童=秩父市で

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 競技用の義足を装着して、陸上男子で二〇二〇年東京パラリンピック出場を目指す池田樹生(みきお)選手(22)が十三日、秩父市上町の市立花の木小学校で、障害と社会の在り方などを語る特別授業に臨んだ。五、六年生約百二十人が、池田選手に日頃の生活について聞いたり義足を装着したりし、障害への理解を深めた。

 授業は、東京五輪・パラリンピックのゴールドパートナーで大手住宅設備機器メーカーの「リクシル」(東京都)が、障害の有無にかかわらずに、いきいきと暮らせる社会づくりを目指そうと、全国の小学校で開催している。

 池田選手は愛知県出身。生まれつき右脚の膝から下と、右腕のひじから先がないなどの障害がある。高校時代から陸上競技を始め、一六年には四百メートルで五十七秒四〇の日本記録を樹立。二〇年パラリンピックは百メートルでの出場を目指している。

 池田選手は、児童たちの質問に答える形で、日頃の生活について説明。義足は足首が曲がらないため正座ができないが、調理や着替えなどは「問題なくできる」と話した。一方、歩道の段差をなくしたり浴室に手すりを付けたりし、障害者も暮らしやすい設計「ユニバーサルデザイン」を取り入れてほしいと述べた。

 児童たちは、スポーツ用の義足を装着して歩いたり跳びはねたりし、障害者スポーツの実体験もした。 (出来田敬司)

 

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