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【埼玉】

さいたま市、待機児童393人 4月1日現在で過去最多 保育施設整備急ぐ

 さいたま市は十五日、認可保育所などに入れない待機児童数が四月一日現在で三百九十三人だったと発表した。前年度比七十八人増で、記録が残る二〇〇三年度以降で最多となった。市は引き続き、保育施設の整備を急ぐ方針だ。

 新規の利用申込者数は同七百二十二人増の九千二百十九人で、同様に過去最多。認可施設の利用保留児童数は二千三十七人で、ここから認可外施設の利用者や特定施設のみを申し込んでいる人などを差し引くと三百九十三人となった。市内の就学前児童数は一六年をピークに減少しているが、共働き世帯の増加などが影響したとみている。

 年齢別では、一歳児が三百三十人で全体の84%を占めた。地域別では、南区の百九人が最多。以下、見沼区の五十二人、緑区の四十九人と続いた。市によると、首都圏の政令指定都市五市の中で比べても最も多く、二位が横浜市の四十六人、三位が川崎市の十四人だった。

 市は、二一年の待機児童ゼロを目指し、本年度の当初予算で新たに十五施設の認可保育所を整備し、千二百六十八人の定員増を計画しているが、年度内にさらに増やしたい意向だ。

 清水勇人市長は「三百九十三人という結果は誠に残念で危機感を感じている。多様な保育の受け皿の確保に、より一層力を尽くす」とのコメントを出した。 (藤原哲也)

 

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