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【埼玉】

受診?不要? AIに相談 全国初、県が救急相談試行運用

県が試行運用している「AI救急相談」の画面。利用者が入力した内容から、AIが症状のパターンを判断する

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 県は31日まで、急病やけがの際に医療機関を受診すべきかなどの相談に人工知能(AI)が応じる「AI救急相談」を試行運用している。県によると、全国初の取り組みで、パソコンやスマートフォンの画面上で会話するように文字でやりとりする「チャット」形式。「つながりにくい」といった従来の電話相談の問題点を解消し、電話離れが進む若い世代にも手軽に利用してもらうのが狙い。 (井上峻輔)

 AI救急相談は、相談者が自由記述で入力した相談内容を基に、あらかじめ設定された108の症状のパターンのどれに当てはまるかをAIが判断。その後は、症状ごとに定められた選択式の質問に相談者が答えていくと、家庭での対処方法や医療機関への受診の必要性が表示される仕組みだ。

 県は看護師による救急電話相談を受け付けていて、2017年10月からは24時間対応している。医療機関が開いていない夜間や休日は相談数が多く、電話がつながりにくい時間帯も多かったという。

 電話相談に加えてAIによる相談も受け付けることで、より多くの相談に同時に応じることが可能になる。相談者が手軽に受診の必要性を知ることで、不要な救急車利用の抑制も見込んでいる。AI救急相談は県ホームページから。試行後はいったん運用を中断して改良を加え、7月19日から本格運用する。

 

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