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【埼玉】

政務活動費 小森・草加市議に返還請求 報告書未提出「自主返納するか迷った」

 草加市の小森重紀市議(43)=無所属、一期=が二〇一八年度に支給された政務活動費二十五万円の収支報告書を条例で定められた期限までに提出せず、市から全額の返還請求を受けていたことが、市議会事務局などへの取材で分かった。小森市議は本紙の取材に対し「政活費を自主返納するかどうかで迷っていて、収支報告書の準備が遅れてしまった。申し訳ない」と釈明している。

 小森市議は昨年十月の市議選に日本維新の会公認で立候補し、初当選。選挙戦では、政活費の自主返納を公約に掲げていた。

 市議会事務局によると、小森市議には同十一月に本人による交付申請書に基づき、今年三月分までの月五万円の政活費計二十五万円が一括支給された。

 年度が変わり、事務局が全市議に四月四日までに収支報告書を提出するよう要請したが、小森市議は提出しなかった。いったんは条例で定める期限の四月末までに提出する意思を示したものの、一部の領収書が見つかっていないことなどを理由に提出しないままで、再三の要請にも応じなかった。これを受けて市は小森市議に対し、今月十七日付で二十五万円全額の返還請求を通知。市議会のホームページで公開される報告欄は「未提出」となる見通しだという。

 本紙の取材に応じた小森市議は、未提出の理由を「党(維新)の方針が政活費の自主返納から議員報酬の一部返還に切り替わった」ことなどの影響で準備が遅れたと説明。二十五万円は全額返還に応じるといい「手続きで迷惑を掛けたが、当初の公約を果たせることになるので、ほっとしている」と話している。 (藤原哲也)

 

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