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【埼玉】

大野参院議員に注目 知事選まで3カ月 川口で出馬求める動き

 知事選は、二十五日で投開票日(八月二十五日)まで三カ月となる。今のところ、出馬を表明しているのは希望の党の行田邦子参院議員(53)のみで、四期目の上田清司知事(71)は去就を明らかにせず、県議会で知事と対立する自民党も独自候補を示さないままだ。選挙戦の構図が見えない中、国民民主党の大野元裕参院議員(55)が離党する意思を示し、その動向が注目を集めている。 (井上峻輔、浅野有紀)

 大野さんに知事選出馬を求め、自民県連に大野さんへの推薦を要請する−。大野さんの地元・川口市の川口商工会議所は二十四日、臨時総会を開いて今後の方針を決めた。

 野党の国会議員として活動する大野さんだが、祖父は川口市長を六期務め「川口自民党」を組織した故大野元美(もとよし)さん。商議所は「自民県議団にも抵抗感は薄い」とみる。大野さんは地元財界からの後押しに「ありがたいお話をいただき、しっかりと重く受け止め、考えさせていただきたい」とのコメントを出した。

 自民県連は独自候補を擁立するとしながら、決定には至っていない。新藤義孝県連会長は、この日の県連役員会後の報道陣の取材にも「さまざまな可能性を検討して絞り込んでいる」と述べるにとどまり、大野さんに関しては「個別のことにはコメントできない」とかわした。

 大野さんは四年前の前回の知事選前にも、上田知事の後継として名前が挙がったことがある。

 上田知事は二十一日の定例会見で大野さんを「非常に見識の高いオールラウンドプレーヤー」と持ち上げた一方、「(私は)今回はしかるべき方に声を掛ける作業はやっていない」と後継との見方は否定した。

 自身は昨年末の県町村会に続き、今月十日に県経営者協会からも出馬要請を受けたが、進退表明の時期は「政治的な決断は一番大事な時に必要な日を選んですべきだ」と明言を避けた。

 行田さんは今月九日に自身のブログで出馬を表明。共産党も候補者擁立を目指している。

 

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