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【埼玉】

重大犯罪情報伝達の訓練 熊谷市や熊谷署 川崎の事件で緊張感

熊谷署から送られてきた犯罪情報のファクスを確認する熊谷市職員=同市役所で

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 熊谷市と熊谷署などは二十九日、生命に関わるような重大犯罪の情報を警察から市民に伝える伝達訓練を実施した。前日に川崎市多摩区で児童殺傷事件があっただけに、参加者は緊張感を持って対応していた。

 訓練は、JR熊谷駅近くで刃物を持った男が女性を襲い、バッグを奪って逃げたとの想定で実施。事件の情報が署から熊谷市へファクスで伝えられ、市は小中学校担当の各課や自治会連合会長らの携帯電話などに連絡し、流れを確認した。

 実際は、この後に市各課から保育園や幼稚園、小中学校、保護者ら市民へと情報が伝わる。防災無線やコミュニティーラジオ「FMクマガヤ」でも流される。

 同市では二〇一五年九月、児童を含む男女六人が殺害され、事件前に署に任意同行されて逃走していたペルー人の男が逮捕された。県警は男の逃走を公表しておらず、注意喚起が不十分だったとの反省から同年十二月に熊谷署と市、市自治会連合会の間で犯罪情報を共有する協定が結ばれた。

 市安心安全課の権田宣行課長は「住民の安全をしっかり守っていきたい」と話した。 (渡部穣)

 

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