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【埼玉】

改憲阻止へ「正念場」 あすさいたま オール埼玉総行動

 集団的自衛権の行使を容認した上での九条改憲反対を訴える市民集会「オール埼玉総行動」が二日午前十時半から、さいたま市浦和区の北浦和公園で開かれる。一万人規模の集会は今回が八回目で、弁護士の小出重義実行委員長(73)は「今回は正念場。安倍政権下での改憲の動きを打ち破りたい」と力を込めている。

 オール埼玉の始まりは、二〇一四年に集団的自衛権の行使容認が閣議決定された際にさいたま市民が開いた反対集会。その後、組織を全県に拡大し、一五年五月に第一回総行動を開いた。その後も年一、二回の「総行動」を続け、安全保障関連法の廃止などを訴え続けている。

 埼玉弁護士会、連合埼玉、埼労連と立場の違う三組織が後援団体になり、野党の国会議員がそろい踏みするのが特徴。全国的にも珍しい息の長い活動で、その理由を小出さんは「一点共闘にこだわったことが良かった」と説明する。原発など別の論点も掲げようとの意見が出たこともあったが、共闘実現を重視したことが功を奏したという。

 課題もある。従来の参加者は労働組合など団体への呼び掛けで集まった人が中心で、広がりに欠ける面があった。「このままでは尻すぼみになる」と小出さん。今回は、各地域での周知に力を入れて幅広い層の参加を目指す。

 小出さんは「今夏の参院選に加えて衆参ダブル選の臆測もあり、重要な時期だ。できるだけ多くの人に参加してほしい」と呼び掛けている。

 二日の集会では、国際ジャーナリストの伊藤千尋さんがゲストスピーカーとして登壇。立憲民主党の枝野幸男代表、国民民主党の大島敦県連代表、共産党の塩川鉄也衆院議員、社民党の福島瑞穂参院議員があいさつする。閉会後は会場周辺でパレードも予定している。 (井上峻輔)

 

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