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【埼玉】

非行防止相談が過去最多 さいたま法務少年支援センター

さいたま新都心合同庁舎2号館に新設された、非行防止などの相談ブース=さいたま市中央区で

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 さいたま少年鑑別所に併設され、少年の非行や犯罪防止に取り組むさいたま法務少年支援センター(さいたま市浦和区)への相談件数が昨年、過去最多の二百五十七件に上った。担当者は「核家族化が進み、身近に子育てを相談できる人が減っていることから、ニーズが高まっている」と説明。今年一月には、さいたま新都心合同庁舎二号館(同市中央区)に新たな相談ブースも設置された。(浅野有紀)

 鑑別所はもともと、専門知識を生かして地域からの相談には応じていたが、二〇一五年の少年鑑別所法施行で、相談受け付けが鑑別所の業務として正式に位置付けられたことから、センターが設置された。

 県警によると、県内の少年の検挙・補導人数は、二〇〇九年の七千百四十八人から減り続けていて、一八年は過去最少の千六百二人。一方、センターへの相談件数は一五年の百五十五件から増加傾向にある。

 主な内容は、夜遊びや家出、家庭内暴力など。担当者は「問題行動の裏にある少年の気持ちを保護者と一緒に考えていきたい」と話す。

 少年非行だけでなく、犯罪を繰り返してしまう成人に関する相談にも対応している。

 新都心のブースは、鑑別所への来所に抵抗感がある人もいることから新設。東京矯正管区によると、センター以外で支援を受けられる場所の開設は全国で初めて。常駐職員はおらず、センターに問い合わせた上、相談場所をセンターにするかブースにするか決める。

 問い合わせは、さいたま法務少年支援センター=電048(862)2051=へ。

 

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