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【埼玉】

宮城県名産のホヤ 旬迎え大宮でPR 23日まで

ずらりと並んだ商品の前でホヤをPRする田山さん(右)と渥美さん=さいたま市で

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 東京電力福島第一原発事故を受けて需要が激減し、苦境に陥った宮城県名産のホヤをPRするイベント「宮城のほや祭りフェアー」が十七日、さいたま市大宮区の東日本連携センター(まるまるひがしにほん)で始まった。二十三日まで。

 ホヤの認知度向上と販路拡大を目指し、地元の漁師や加工業者らでつくる「ほやほや学会」(同県石巻市)が企画。毎日、産地から直送される冷蔵ホヤのほか、つくだ煮、酒蒸しなど約三十種類の商品を用意している。

 「海のパイナップル」と呼ばれるホヤは震災前、宮城県で全国生産量の八割を占め、その七割を韓国に輸出していた。だが、二〇一一年の原発事故の影響を理由とした韓国の輸入規制で需要が激減。今年四月には世界貿易機関(WTO)の紛争処理手続きで日本が敗訴し、韓国の規制が容認されたため、国内消費の拡大が喫緊の課題だという。

 この日は、ホヤ漁師の渥美貴幸さん(36)が来場し、ホヤのさばき方や食べ方などを説明。渥美さんは「ホヤは身が厚くてうま味が強い。WTOの判断は残念だが、安全でおいしいことをもっと伝えたい」とPRし、学会の田山圭子会長も「ホヤは今からが旬。さらに知ってもらう努力をしたい」と意気込んでいた。 (藤原哲也)

 

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