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【埼玉】

青島さん知事選出馬へ 政治未経験「強み」

 八月八日告示、二十五日投開票の知事選に、元プロ野球選手のスポーツライターが新たに名乗りを上げた。十八日に無所属での立候補を表明した青島健太さん(61)。現職の上田清司知事(71)が五選不出馬、二人の参院議員が出馬を決めている中、自民党県連の要請に応える形で、決断を下した。 (井上峻輔)

 「この夏の知事選に立候補すると決意したことを、ここにご報告させていただきます」

 さいたま市内のホテルで開かれた記者会見。スポーツ紙の記者も多く詰め掛ける中で、一人で壇上に立った青島さんは、はっきりとした口調で語った。

 今年に入って知事選の報道が増える中で関心が高まり「自分だったらどうするのか」との思いが募ったと説明。十三日に自民県連から出馬要請を受け「これほどやりがいのあるチャレンジはない」と決心したという。

 会見では「県民くらし満足度ナンバーワンの埼玉を目指す」と訴えた。政治経験がないことも「今までの考え方や価値観に縛られず、むしろ強みになり得る」と前向きに捉える。

 初めての選挙戦を野球経験になぞらえて「プロ初打席はホームランだったが、今回はデッドボールだろうがフォアボールだろうが、とにかく一塁にたどりつく」と意気込んだ。

 上田知事と対立を続け、独自候補の擁立を目指してきた自民県連の出馬要請に応じた格好で、選挙戦は自民の支援を受けつつ無所属で戦う予定だ。十九日には県連幹部が同席しての記者会見が開かれる。

 自民県連の候補者選びは難航し、一時は国民民主党の大野元裕参院議員(55)の推薦も検討。最終的には早くから県連内で名前が挙がり、知名度のある青島さんの擁立を決めた。既に大野さんら参院議員二人が出馬を表明し、告示まで二カ月を切っているが、県連幹部は「出遅れ感はない」と強調する。

 五月に出馬表明した行田邦子参院議員(53)は「青島さんは豪華な応援団がたくさんいるプロ野球だが、私は草野球。草の根の県民の思いを信じて戦いたい」とのコメントを出した。

 この日、離党届を提出して出馬準備を進める大野さんは「開かれた民主主義の中で可能な限り政策をしっかりと議論して、県民の選択肢となっていく選挙にしていただきたい」としている。

 

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