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【埼玉】

陸上競技用車いすの速さ体感 狭山市立御狩場小「あすチャレ!スクール」

永尾さん(手前左)のアドバイスを受けながら、陸上競技用車いすを体験する児童たち=狭山市で

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 車いす陸上競技選手として、パラリンピック7大会に出場した永尾嘉章(よしふみ)さん(56)を講師に招いた体験型授業「あすチャレ!スクール」が、狭山市立御狩場(みかりば)小学校(同市北入曽)で開かれた。参加した5、6年生約70人は、レーサーと呼ばれる陸上競技用車いすの軽快さやスピードを体感したり、永尾さんの体験談に耳を傾けたりした。 (加藤木信夫)

 「あすチャレ!」は、公益財団法人「日本財団パラリンピックサポートセンター」が、全国の小中高校を対象に二〇一六年度から展開する体験型授業。パラアスリートと接することで、人間の多様性に思いを巡らせることを目的にする。

 病気のため、五歳の時に両足が不自由になった永尾さん。高校入学後に車いす陸上と出会い、〇四年アテネパラの千六百メートルリレーで銅メダルを獲得した。

 授業では「好きなもの(陸上)を見つけ、全てを諦めていた人生が変わった」と切り出し、児童たちに「好きなものを見つけること」「諦めないこと」の大切さを繰り返し説いた。

 六年の潮瞭太朗君(11)は「諦めそうになったら、先生(永尾さん)の言葉を思い出して頑張りたい」、五年の大槻りみさん(10)は「今日の経験を生かし、車いすの人や障害のある人を見掛けたら、勇気を出して声を掛けたい」と話していた。

 

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