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【埼玉】

知事選 主な候補者アンケート(下)

(届け出順)

◆大野 元裕(おおの・もとひろさん)(55) 無新

 問4 人口減少が進む県北や秩父地域の活性化にどのように取り組むか

 県北地域への企業誘致や埼玉版スーパー・シティ構想により交通・買い物難民を解消し、地域を維持。自然環境の魅力やアニメ等のコンテンツ発信で観光客を誘致。女性のキャリア支援で消費性向の高い子育て層の可処分所得を増加させ、地域経済を回していく。

 問5 道路や鉄道など県内交通網の整備にどのように取り組むか

 新上尾道路や東埼玉道路など県内の幹線道路整備を促進していく。埼玉高速鉄道の延伸と舎人ライナー、都営大江戸線、多摩都市モノレールを延伸し、県内の駅につなぐ「あと数マイルプロジェクト」を実現していく。

 問6 県庁舎の建て替えについてどのように考えているか

 1期4年の間には建て替えに向けた着手はしない。限られた財源は庁舎の建て替えよりも「次世代のための投資」に使いたい。特別支援学級や児童相談所の拡充に力を入れたい。また「公教育」と安全安心に寄与する「警察」への重点投資を図りたい。

◆浜田 聡(はまだ・さとし)さん(42) N新

 問4 人口減少が進む県北や秩父地域の活性化にどのように取り組むか

 高齢者のみで暮らす一戸建て住宅を子育て世代に貸し出し・売却する「住み替えバンク」の設置を検討する(山形県上山市、大分市で実施例あり)。自動運転コミュニティバスの実証実験を検討する。移動スーパー事業を促進できるような支援策を検討する。

 問5 道路や鉄道など県内交通網の整備にどのように取り組むか

 踏切対策および連続立体交差事業を推進する。国と連携し、車両走行ビッグデータを活用した生活道路の安全対策や高速道路の渋滞緩和対策を検討する。地下鉄7号線の延伸やJR川越線の川越−日進間の複線化については前向きに検討する。

 問6 県庁舎の建て替えについてどのように考えているか

 築年数と安全性を考慮すると、県庁舎建て替えについて前向きに検討すべきだと考える。実際に建て替えをする際には、立地場所や新庁舎の規模など多くの検討事項があり、県議会の他、多くの意見を取り入れて進めていきたいと考えている。

◆青島 健太(あおしま・けんた)さん(61) 無新 自公

 問4 人口減少が進む県北や秩父地域の活性化にどのように取り組むか

 県の北部・秩父地域はたくさんの可能性を持っていると思う。美しい山、川、歴史や文化がある。県民の皆さんと共に、さまざまな可能性を発掘し、磨き、育み、私自身が埼玉ブランドの先頭に立つことで、県北・秩父地域の活性化に努めていく。

 問5 道路や鉄道など県内交通網の整備にどのように取り組むか

 道路や鉄道は結節点がしっかり整備されていることが重要だ。しかし、県内の道路や鉄道は計画されていながら結節されていない箇所が多々見受けられ、渋滞はもとより経済的損失にもつながっている。結節点をキーワードに、道路や鉄道の整備を図る。

 問6 県庁舎の建て替えについてどのように考えているか

 県庁舎の現況や職場環境などの課題について整理する必要があると考えている。また、県では警察本部が独立庁舎になっていないとの課題もある。これらは主に、財政的な面も重要となる。さまざまな意見を伺いながら、今後判断していきたい。

◆県庁舎建て替え 新知事の判断は?

 知事選の直前に一つの論点に浮上したのが、建設から70年近くが経過している県庁舎の建て替えだ。青島さんを推薦する自民が主導し、県議会6月定例会で建て替えを検討する特別委員会が設置された。議会の動きが先行する中で、新知事の判断に注目が集まる。

 県庁舎は「本庁舎」が1951〜55年にかけて建設された。県警本部が入る「第二庁舎」は74年に建てられている。県が2015年に策定した「庁舎・公の施設マネジメント方針」では目標使用年数は80年となっていて、最も古い部分では31年に目標年数を迎える。

 建て替えは05年度にも庁内で議論された。必要な経費は当時の試算で421億円。当時1期目の上田清司知事は、多額の費用がかかる建て替えはせずに約50億円で耐震改修工事をする道を選び、08〜10年度に工事が行われた。

 青島さんは公約集にこそ盛り込まなかったが、街頭演説などでは建て替えに前向きな姿勢を見せている。一方、大野さんは公約に「1期4年は建て替えに着手しない」と明記している。

 

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