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【埼玉】

真夏の激戦 最後まで訴え 知事選きょう投開票

 4期目の上田清司知事の不出馬で16年ぶりの新人同士の争いとなった知事選は25日、投開票される。いずれも無所属で、野党4党が支援する元参院議員の大野元裕さん(55)と、スポーツライターの青島健太さん(61)=自民、公明推薦=による事実上の一騎打ちで、激戦。両候補は選挙戦最終日の24日、ともに県南部の主要駅前を中心に最後の訴えに声をからした。ほかに、無所属の元高校教諭武田信弘さん(65)、NHKから国民を守る党の医師浜田聡さん(42)、無所属の元会社員桜井志津江さん(63)も出馬している。 (井上峻輔、飯田樹与)

◆大野さん「県民のための政治を」

 主要駅に一日中とどまる手法にこだわってきた大野さんは、最終日もJR大宮駅東口に立ち続けた。

 選挙戦で掲げてきたのは「上田県政の継承と発展」。この日の演説でも「一番継承したいのは、一部の人や政党のためではない『県民のための政治』だ」と訴えた。危機管理やテロ対策の専門家としての一面も披露し「皆さんの愛する人の命を責任を持って守りたい。そういう態勢をつくりたい」と力を込めた。

 自公が推薦する青島さんとの接戦に持ち込んでいる現状を物語にたとえ「やっとドン・キホーテは風車の入り口にたどり着いた」と表現。「皆さんの力で未来への橋を架けさせてください」と頭を下げた。

 「応援団長」を務める上田知事も同行して「人物、経験ともに申し分ない」と後押し。立憲民主党の枝野幸男代表も来援し「県民の命と暮らしを守れるのは大野さんしかない」と支持を呼びかけた。

 最後は地元の川口市に移動して演説し、マイクを置いた。

◆青島さん「新しい埼玉をつくる」

 青島さんは、朝からさいたま市内各地で街頭演説し、午後からはJR大宮駅西口でマイクを握った。

 七月の参院選での応援と自身の選挙戦を通じて県内を三周したといい「埼玉は本当に可能性に満ち、魅力にあふれている。やっぱり、立候補して良かったなと思っている」と真っ黒に日焼けした顔で振り返った。

 掲げてきたのは、子どもの教育支援、産業支援とインフラ整備、スポーツを通じた健康づくりといった政策。この日も「地場産業や観光コンテンツを、トップセールスマンとして国内外に売り込んでいく」と訴えた。

 自身の合言葉としてきた「ウィーアー埼玉」をこの日も連呼し「私はもっとこの言葉を使いたい。この選挙の向こう側に新しい埼玉をつくりたい」と声を張り上げた。最後は「輝く埼玉、新しい埼玉をつくりましょう」と呼び掛けた。

 自公の国会議員や県議、群馬県の山本一太知事らも応援に入り、国とのパイプを持つ与党系知事の必要性を強調し続けた。

 

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