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【埼玉】

気軽に悩み、語り合おう 12日に朝霞への避難者交流会

避難者交流会の告知チラシを手にする福地さん=新座市で

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 東日本大震災で被災し、朝霞市へ避難している人たちの交流会が12日、根岸台市民センター(同市根岸台2)で開かれる。NPO法人「朝霞DEお茶飲みすっぺしの会By東北人」の主催で、月1回のペースで継続予定。NPOの代表で、自らも避難者の福地光春さん(57)は「駅や公共施設に貼った開催チラシを見かけたら、気軽に訪ね、悩みなどを語り合う場にしてほしい」と話している。 (加藤木信夫)

 福地さんは震災時の大津波で、宮城県東松島市の実家が全損。新座市の大学に通う長女(26)の下宿に慌ただしく身を寄せ、その後は避難先に指定された市内の公務員宿舎に転居。住宅提供が打ち切られた昨年三月、朝霞市内のアパートへ移り、市役所で、この地にも五十人以上の避難者がいることを聞いた。

 新座では、今回と同趣旨の交流会「新座さいがいつながりカフェ」の運営に携わっていた。そのノウハウを生かし、朝霞でも避難者の力になりたいと、チラシや市報で交流会への参加を呼び掛けた。

 課題は、交流会の運営費だ。社会事業団などに来年四月から受け取れる助成金を申請し、運営資金に充てる方針だが、三月までの費用を賄うすべがない。現在、アルバイト先のスーパーの同僚らに一口三百円の寄付を募っていて、交流会当日は会場に募金箱を設置する。

 「私は新座のカフェに集った人たちと語り合い、生きる力のようなものを取り戻した」と話す福地さん。「今度は私が朝霞の皆さんを手助けできればいい。特に高齢になってきた避難者が孤立しないよう、参加を呼び掛けていきたい」

 交流会は午後一〜四時。問い合わせは、福地さん=電080(4342)2799=へ。

 

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