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【埼玉】

<ラグビーW杯>熊谷最終戦2万4000人沸く 市立15小学校、児童ら4900人声援

迫力あるプレーを楽しむ児童。アルゼンチンがトライを決め、喜んだ=いずれも熊谷市で

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 ラグビーワールドカップ(W杯)で、熊谷市の熊谷ラグビー場での最後の試合となる米国対アルゼンチン戦が九日行われ、平日の昼間にもかかわらず約二万四千人が来場するなど盛り上がった。ファンゾーンはこの日で閉鎖されたが、市外から訪れたファンは熊谷の熱気に驚いていた。 (渡部穣、森雅貴)

 ラグビー場では、市の招待を受けた市立小学校十五校の児童と教職員ら約四千九百人も観戦。新堀小五年の木村充里(みさと)さん(10)は「体が大きい選手の迫力のあるタックルを見られ、思い出になった」とにっこり。奈良小六年の久保田菜々花さん(12)は「勝っても負けても互いにたたえ合う姿が印象的だった。相手を尊重する姿勢を見習いたい」。児童らは、各自でごみ袋を持ち寄り、スタンドのごみを拾った。同小六年の門倉輝(ひかる)さん(11)は「招待のお礼に、来た時よりきれいにしたかった」と話した。

 市役所近くのファンゾーンでのパブリックビューイング(PV)もにぎわった。熊谷のPVは二度目という鴻巣市の会社員片野圭樹さん(49)と聡美さん(49)夫妻は「すごい盛り上がり。熊谷の人たちの情熱を感じる」。「W杯を盛り上げたい」と東京都練馬区から夫の修さん(58)らと訪れた原田香織さん(46)も「たくさんの人がいてびっくり。さすが熊谷」と笑顔だった。

 W杯でラグビーのルールを学習中という熊谷市の関口恵子さん(69)は「せっかくの一生に一度。楽しまないと」。一緒に来場した須藤容子さん(70)も「これだけ盛り上がっているんだから、うちでくすぶっていないで時代の波に乗らなくちゃ」とうなずいていた。

 ファンゾーンはこの日のPVを最後に閉鎖。九月二十日のW杯開幕からゾーンの司会を務め続けた歌手の田中美里(みり)さん(24)は「熊谷の人たちのラグビー熱の高さと広がり、一体感を感じられた毎日だった」と別れを惜しんでいた。

PVに集まったファンら。ラストワンプレーでの米国のトライに盛り上がった

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