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【埼玉】

<秩父点描>「龍勢」舞い上がれ 4万2000人熱視線 下吉田で祭り

「シュル、シュル」と音を立てながら勢いよく飛び出す龍勢=秩父市で

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 国重要無形民俗文化財の「龍勢(りゅうせい)祭」が、秩父市下吉田の椋(むく)神社周辺であった。「龍勢」と呼ばれるロケットが天高く打ち上げられる様子を一目見ようと、約四万二千人(主催者発表)の観光客が押し寄せた。

 龍勢祭は椋神社例大祭の奉納行事。打ち上げは江戸時代後期か明治初期ごろに始まったとされ、地域の五穀豊穣(ほうじょう)や悪疫退散を願う。

 龍勢は木筒に矢柄を付けた全長約十七メートルの飛翔(ひしょう)体。ロケットと同様の構造を持ち「シュル、シュル」と噴煙を噴きながら、上空約三百メートルまで舞い上がる。

 台風一過の十三日は、各地で交通が寸断され、観光客は例年の半分ほど。それでも計三十発が次々に打ち上げられ、多くの龍勢ファンを喜ばせていた。 (出来田敬司)

 

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