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【埼玉】

台風19号 再び迫る大雨 復旧急ぐ 県内3河川 5カ所で堤防決壊

週末の雨に備える都幾川の堤防決壊現場。緊急復旧工事(画面奥)と堤防のり面への防水シート掛けが急ピッチで行われていた=東松山市早俣で

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 台風19号による被害が癒えない中、再び大雨が降る予報を受けた県内は十八日、対応に追われた。浸水被害をもたらした河川の決壊場所では、地元業者や国、県の職員らが応急復旧工事を急ピッチで進めた。 (中里宏、飯田樹与)

 国土交通省関東地方整備局と県によると、県内の河川で堤防が決壊したのは、都幾(とき)川(東松山市)二カ所、越辺(おっぺ)川(同市、川越市)二カ所、新江(しんえ)川(東松山市)一カ所の計五カ所。被害の大きい箇所では約百メートルにわたる。河川の水があふれた場所は決壊場所を除いて四十八カ所。護岸の崩落など被害を受けた県の河川施設は百二十九カ所に上った。

 県河川砂防課によると、県管理の新江川は十七日までに土のうを積み終わり、応急復旧工事が完了。東松山市神戸(ごうど)で三十メートルにわたり決壊した都幾川は十八日中に作業が終わる見通し。一方、国が管理する越辺川、都幾川の計三カ所の緊急復旧工事の進捗率(しんちょくりつ)は15〜70%。盛り土など作業を進めている。

 熊谷地方気象台によると、県内の今後の雨のピークは十九日未明から明け方で、地面一面に水たまりができるような降水という。十八日午前六時からの二十四時間総雨量は南部、北部、秩父地方とも五〇〜一〇〇ミリの予測。

 県は「前回の雨で地盤が緩み、堤防も損傷している。雨が降ったら川に近寄らず、安全第一に行動してほしい」とし、市町村が発令する避難情報に注意するよう呼び掛けている。

 七市町が開設しているボランティアセンターについては、東松山、坂戸、川越市が十九日の活動を中止する。

都幾川の堤防決壊現場近くで2階まで浸水した民家。18日も片付けが続き、電線にかかった稲わらが浸水の深さを示していた=東松山市で

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