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【埼玉】

豚コレラ 県、ワクチン接種開始 イノシシ向け 経口散布も

豚にワクチンを打つ家畜防疫員=県内の養豚場で(県提供)

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 県は一日、家畜伝染病「豚(とん)コレラ」の発症を防ぐためのワクチン接種を始めた。来年二月上旬までに県内全域の百三十七施設を一巡し、約八万頭の豚に接種する予定。ウイルスの運搬役とされる野生イノシシ対策として、寄居町内の十カ所で経口ワクチン二百個の散布も始めた。

 すでに豚コレラの感染が確認された養豚場に近い秩父、児玉地域にある三戸の養豚場から接種を開始。白い防護服を着た家畜防疫員が生後一カ月以上の豚にワクチンを打っていった。

 県は感染リスクが高いとみて秩父、児玉、大里、比企、入間地域から先行して今月下旬までに養豚用、愛玩用の豚約六万頭に接種していく。その後、他地域でも行う。生後一カ月以上の豚を対象とした初回分は手数料を免除する。

 野生イノシシに関しては、生息する山林に経口ワクチンを散布する。餌のトウモロコシと一緒に穴に入れ、五日後にワクチンを回収。さらに五日後にイノシシを捕獲して状況を確認する。捕獲の重点エリアも秩父市など九市町村に、熊谷市など十四市町を加え、来年三月末までに約千頭を捕獲する。

 大野元裕知事は「ワクチンは人への健康に影響はない。埼玉の豚はおいしくて安全だ」と強調した。 (飯田樹与)

 

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