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【埼玉】

攻めて昌平 4得点V 高校サッカー県大会決勝 西武台破る

2年ぶりの頂点に輝き、喜びを爆発させる昌平イレブン

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 第九十八回全国高校サッカー選手権県大会の決勝が十七日、さいたま市の埼玉スタジアムであり、昌平が4−0で西武台を破り、二年ぶり三度目の優勝を飾った。昌平は十二月三十日に開幕する全国大会に出場する。

 昌平が自慢の攻撃サッカーを見せつけた。前半27分、DF西沢寧晟(さだてる)選手(三年)がCKを頭で合わせて先制。細かいパス回しでリズムをつかみ、後半10分にはMF須藤直輝選手(二年)のミドルシュートで追加点を奪った。

 同21分には右サイドを突破した須藤選手のクロスが相手に当たり、オウンゴール。その七分後、ゴール前に飛び込んだMF鎌田大夢選手(三年)が左サイドからのクロスを頭で押し込み、勝負を決めた。西武台は激しい守備で粘ったが、ゴール前のチャンスでシュートの精度を欠き、1点が遠かった。 (近藤統義)

2得点に絡む活躍を見せた須藤選手=いずれも埼玉スタジアムで

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◆2得点に絡む活躍 昌平・須藤直輝選手

 ピッチを縦横無尽に駆け回り、2得点に絡む活躍で昌平の攻撃をけん引した。「決勝の舞台を楽しめた。気持ちの余裕があり、伸び伸びプレーできた」。細かい足技で何度も相手を翻弄(ほんろう)し、観客を沸かせた。

 ワンタッチでのパスや巧みなドリブル突破とプレーの選択肢が多く、年代別の日本代表に選ばれた経験もある逸材。この日も相手ゴール前に見つけたスペースに走り込み、パスを受けてチーム2点目となるシュートを決めた。

 リードを広げた3点目は、相手のマークが緩くなったところを積極的にドリブルで仕掛けた。それでも、満足はしていない。「ゴールは良かったが、ボールを失う場面を減らし、もっと怖がられる選手になっていかないと」

 二年生ながら、ゲームキャプテンも任される。先制点を挙げた西沢選手(三年)は「絶対決めてくれると信じているので、頼もしい存在」と全幅の信頼を寄せる。

 試合終了のホイッスルが鳴ると、うなだれる相手選手を真っ先にねぎらった。「昨年決勝で負けた悔しさを知っている。互いにリスペクト(尊敬)があってこそのサッカーなので」。精神面も充実した背番号10が、全国の頂へチームを押し上げる。 (近藤統義)

 

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