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【埼玉】

浴場など廃止方針に継続検討の請願提出 小川町の住民、署名添え

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 小川町総合福祉センター「パトリアおがわ」=写真=の温水プールと浴場施設の廃止方針を町が打ち出したのに対し、住民が十八日、継続の検討を求める請願書を約三千二百六十人の署名とともに町議会議長宛てに提出した。請願では、廃止する前に料金改定や民間活力の利用などで継続できないか検討を行うことを求め、その検討会議に利用者の参加を求めている。

 パトリアおがわはプール、浴場のほか、三百席のホールや集会室などを持つ施設として一九九八年に完成。町は浴室・プール利用者の減少傾向が続く一方、維持費や修繕費の負担がかさみ、このまま維持するのは困難と判断。浴室・プールを廃止した上で、介護予防のためのトレーニング施設や囲碁・将棋・健康マージャンなどの交流スペースに転換することを十月、住民に通知した。

 十七日に住民向けの説明会が二回開かれ、延べ約百三十人の住民が参加。「高齢者はマシントレーニングなどできない」「転換する施設内容がはっきりしないのになぜ閉めるのか」など廃止反対の声が相次いだ。

 請願代表者の内田静子さん(74)は「心臓疾患を持つダウン症の長男(43)に水中ウオークが良いと医師から言われ、毎日通って健康を維持してきた。親子で行き場がなくなってしまう」と話している。 (中里宏)

 

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