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【埼玉】

<子どものあした>野菜の恵み 子ども食堂へ 地域貢献などで県北部の3JA 

野菜無償提供を始めた県北部の3JAと、子ども食堂などの関係者=深谷市で

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 県北部の三JAが、それぞれが運営する農産物直売所を介し、近隣の子ども食堂などに食材の野菜を無償提供する取り組みを始め、深谷市の花園農産物直売所で贈呈式があった。子ども食堂は食材確保で苦慮しているところも多く、安定運営の一助になりそうだ。

 JAは、本庄市のJA埼玉ひびきのと熊谷市のJAくまがや、深谷市のJA花園。食品ロス削減や子どもたちへの支援で地域貢献をしようと、全国JA連合会県本部が県内のJAに提案し、三JAと各直売所出荷者組合員が賛同した。提供先とのマッチングは県が行い、約一カ月の試行期間を経て本格実施が実現した。

 今後、各JAの近隣にある計八カ所の子ども食堂などに定期的に野菜を提供し、直売所で引き渡す。

 県によると、県内の子ども食堂や学習支援教室などは二月末現在で百七十三カ所。貧困だけでなく、孤食が心配される子どもたちの交流拠点となるなど、役割も広がりを見せて増え続けているという。

 野菜の提供を受けることになった深谷市の「ふかやこども食堂まめっこ」の田中一永(かずえ)代表は「地域で支えてくれる仕組みはありがたい。野菜が苦手で食べられない子どもも、大勢で食べると食べられる」と感謝した。 (渡部穣)

 

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