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【埼玉】

<各駅停車>再生に寄り添う

 台風19号による大雨で近隣河川が越水し、全飼育数の半数に当たる十万羽が水死する被害を受けた日高市のウズラ飼育場から、再生の足音が聞こえてきた。

 今月、生き残った成鳥の卵からヒナのふ化が始まった。半熟卵を特製だしで味付けした新商品の販売にも踏み切った。所沢市の西武園ゆうえんちで三十日に実施されるプロ野球・埼玉西武ライオンズのファン感謝デーへの出店も決まり、卵の串揚げを販売する予定だ。

 「こんな時期だからこそ前を向きたい。私たちの頑張る姿が、同様に被災された皆さまのささやかな光になれば」。飼育場を運営する会社の幹部は意気込む。

 今回のような被害を繰り返さないよう、飼育場をかさ上げするなどして浸水を防ぐ方策も検討しているという。そろそろ、具体案が固まりそうだ。節目を逃さず、再生へ歩む姿に寄り添って取材を継続していきたい。 (加藤木信夫)

 

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