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【埼玉】

鶴ケ島市 小中学校などに携帯通訳機 外国人児童、生徒に

 鶴ケ島市は、日本語が分からないまま市内の小中学校に転・編入する外国人児童・生徒や保護者とコミュニケーションをとるため、携帯型の人工知能(AI)通訳機を全小中学校計13校と学校教育課、教育センターに配備する。市議会12月定例会に15台分の費用などを盛り込んだ一般会計補正予算案を提出した。

 通訳機は手のひらサイズで74言語に対応しており、機械に話し掛けると文字と音声で互いの言語に翻訳して意思疎通できる。約2万円のものを13台、約3万円のものを2台導入予定。

 市学校教育課によると、外国人児童・生徒は増加傾向で、今年3月末に小学校26人、中学校11人。10月末には小学校で36人まで増えた。学校現場からは「言葉の分からない子どもは学校に居場所がなく、保護者との面談も言葉が通じない」という声が寄せられていたという。

 外国人児童らの国籍は中国、フィリピンが多く、市教育委員会は学校に慣れるまで1カ月に24回、通訳を派遣していた。しかし、転・編入する児童らはパキスタン、ナイジェリア、ベトナムなど多国籍になってきて、通訳の確保が難しくなってきているという。 (中里宏)

 

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