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【埼玉】

<各駅停車>隠れうどん県

 さいたま支局に赴任して一年余り。日々、県内の魅力に改めて気付かされることが多い。食文化もその一つで、埼玉が隠れた「うどん県」だったとは、恥ずかしながら知らなかった。

 やや古いデータだが、二〇〇九年の農林水産省の調査では、うどんの生産量は都道府県別でトップの香川県に続く二位。一四年の総務省の経済センサスでは、「そば・うどん店」の数が東京都に次ぐ二位だった。

 さらに驚いたのは、地域ごとに独自の文化を形成していることだ。「加須うどん」や「熊谷うどん」、「深谷煮ぼうとう」、「こうのす川幅うどん」「鳩ケ谷ソース焼きうどん」…。二十を超える種類があるといい、県民でも全て把握している人は少ないのでは?

 県観光物産協会が今秋、これらの魅力をまとめ、お得に食べられる「埼玉うどんパスポート」を発行した。県物産観光館「そぴあ」などで無償配布している冊子は人気のためほぼなくなったものの、ウェブアプリでも使える。私は何とか冊子を入手したが、押されたスタンプはまだ二つ。有効期限の来年二月末までに、各地に足を延ばし、ご当地の味を楽しみたい。 (清水祐樹)

 

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