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【埼玉】

<各駅停車>スポーツクライミング

 高さ十三メートルの壁は、上の方で、こちら側にせり出している。加須市民体育館で昨年末、高校生のスポーツクライミング大会リード種目を取材した。

 選手たちは、時には片手の指先だけで体を支え、上へ上へと登っていく。命綱一本で挑む姿は、迫力があった。競技の知識がなくても、どれだけ高く登れるかを競うのは、分かりやすくて面白い。時間を忘れて見とれた。

 もちろん、技術的な奥深さもある。世界で活躍する川口市出身の本間大晴選手(20)によると、登り始めから神経を使う。突起をつかむ手の向きや足の置き方を間違えると、体力を消耗し、後半の難所で力を発揮できないからだ。

 東京五輪でも注目のスポーツクライミング。本番を会場で観戦できなくても、事前に見ておけば、何倍も楽しくなるはず。加須市では三月に国内トップレベルの選手が出場するジャパンカップが開かれる。まだ見たことがない人は、足を運んでみてはいかがだろう。 (寺本康弘)

 

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