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【埼玉】

「想像力の花 咲かせたい」 「さいたま国際芸術祭」概要決まる

芸術祭のディレクターを務める遠山さん(前列中央)ら参加アーティストたち=いずれもさいたま市大宮区で

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 さいたま市は、三月十四日〜五月十七日に開く「さいたま国際芸術祭」の開催概要を発表した。二〇一六年に開いた「さいたまトリエンナーレ」の後継イベントで、海外アーティストが多かった前回より市民参加型の取り組みを増やした。市は三十万人以上の来場を目指している。 (藤原哲也)

 芸術祭のテーマは「花」。一八年春に芸術祭のディレクターとなった映画監督の遠山昇司さんが、桜や菜の花が咲く市内の風景からヒントを得て決めた。発表会見で遠山さんは「花の咲く時期に、芸術祭を通じて想像力の花を咲かせたい」と意欲を語った。

 メイン会場の旧大宮区役所を中心に展開する「アートプロジェクト」は国内外の一流アーティスト三十五組を選出。いずれも新作を中心に展示する予定だ。市内在住の画家で、戦争や歴史などを題材に描き続ける平川恒太さんは「生活している街で展覧会が開かれ、うれしい。下の世代に影響を残せるような作品を残したい」と意気込んだ。

 市民参加型の「市民プロジェクト」は二百組以上が参加予定。公共施設や店舗、民家などを使って作品を展示する「美術と街巡り事業」は、浦和エリアを中心に市ゆかりの芸術家が作品展を開く。大宮エリアのもう一つの拠点となる旧大宮図書館では、昨年八月から既に展開中の「さいたまアートセンタープロジェクト」が引き続き行われる。

 旧大宮区役所で昨年末にあった開催前イベントでは、建物の壁面に芸術祭をPRする縦三十メートル、横六メートルの壁画が披露された。開幕まで毎晩ライトアップされる。清水勇人市長は「市民参加型となったことで、前回以上の盛り上がりを期待したい。開幕前の東京五輪の盛り上げにもつながれば」と話している。

旧大宮区役所に登場した芸術祭のPR壁画

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