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【埼玉】

「開館機に人形文化の良さを」 岩槻の博物館で内覧会 

オープン時に企画展示される「犬筥」。周囲にはひな人形が数多く展示される

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 二月二十二日にオープンが迫った岩槻人形博物館(さいたま市岩槻区)の報道関係者向けの内覧会が二十一日に開かれ、館内や展示品が初めて公開された。数多くのひな人形のほか、江戸時代に身分の高い女性が嫁入り道具とし、現存する中では最大級とされる犬形の小箱「犬筥(いぬばこ)」など貴重な所蔵品がずらりと並んだ。 (藤原哲也)

 展示室は三つあり、コレクション展示を行う最も広い部屋には、公家のしきたりを忠実に表現した江戸時代の「有職雛(ゆうそくびな)」をはじめ、五段飾りのひな人形や市松人形などが準備された。一部のガラスケース内は畳敷きで、壁面を土壁風にするなどの工夫も施した。

 岩槻を含めて県内が日本最大の人形産地であることから、人形作りの伝統的技法を紹介するコーナーも設置した。人形の印象を左右する「頭(かしら)作り」では、工程順に模型を並べて分かりやすく解説。映像紹介に加え、眉や口紅を描く筆、髪を整えるハサミやクシなどの道具も豊富に集めた。

 案内役を務めた岩田明日香学芸員は「ひな祭りが近いので、見た目だけで楽しく季節感のある人形をそろえた。オープンを機に、人形文化の良さを知ってほしい」と見どころをPRしていた。

工程順に模型を並べて「頭作り」などを紹介する人形作りコーナー=いずれもさいたま市で

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コレクション展示の目玉の一つとされる「有職雛」

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