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【静岡】

台風19号 各地で懸命の復旧 県、1市1町に災害救助法適用

14日、特養施設1階食堂に流入した土砂を取り除く陸自隊員ら=小山町で(「平成の杜」提供)

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 台風19号により、県内は東部を中心に家屋の全半壊、床上・床下浸水、土砂流入などの被害が広がった。住宅や店舗、高齢者施設では十五日、住民や職員らが後片付けに追われた。被災家屋がある自治体では罹災(りさい)証明の発行手続きが始まった。一方、函南町内の県水道が破損した熱海市などでは断水が続いており、県によると、全面復旧は二十三日になる見通しという。 (前田朋子、杉原雄介、岸友里)

 県によると、台風19号による被害は十五日、牧之原市の死亡男性を台風の犠牲者と認定し、死者一人、行方不明者一人、重軽傷者八人となった。県は十四日、浸水被害が目立った伊豆の国市と函南町に災害救助法を適用した。

 牧之原市の七十代男性は十三日朝、田んぼに落下した車内で亡くなっているのが見つかった。死因は水死と分かった。御殿場市で用水路に流された四十代男性は依然見つかっておらず、県警などは範囲を広げて捜索を続けている。

 住宅被害は、全壊が函南町で二棟、静岡市清水区で一棟。一部損壊は七十一棟(うち伊豆の国市、函南町は計三十棟)、床上浸水八百四十一棟(同四百六十棟)、床下浸水は千五百四十八棟(同三百六十九棟)。

 災害救助法適用の二市町では、住宅の応急修理や避難所の開設にかかる費用を県、国が負担する。

 東部を中心にイチゴやワサビ農家などで冠水や苗の流出被害があった。伊豆漁協(下田市)で停電が発生し、畜養中のイセエビ百三十キロが酸欠で死んだ。

 国道1号の函南町から三島市にかけて土砂が流入し、復旧作業のため十五、十六日の夜間(午後九時〜翌午前六時)は上下線とも通行止めにする。

 

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