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【静岡】

正月彩る 潮かつお 西伊豆・田子地区で出荷準備

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 西伊豆町田子地区に伝わる伝統保存食「潮かつお」作りが進んでいる。「正月魚(しょうがつよ)」とも呼ばれる正月の縁起物で、12月10日前後から出荷を始める。

 かつてカツオ漁が盛んだった同地区では、潮かつおにわらを飾り付けて正月に玄関先や神棚に飾り、豊漁や豊作などを願う伝統が続いている。三が日を過ぎると、お吸い物やお茶漬けなどにして食べる。

 カツオは内臓を取り出して10日間ほど塩漬けした後、洗い流して約3週間、西風にさらして干す。1882年創業の「カネサ鰹節商店」では、塩漬けした体長50〜60センチ(重さ3キロ前後)のカツオ500本を洗浄し、竹ざおにつるす作業を進めていた=写真。

 5代目の芹沢安久副代表(51)は「今年のカツオは大きめで形がよく、脂ののりもいい。おいしい潮かつおを皆さんに届けられそう」と期待する。

 以前は3000本近くの潮かつおを作っていた田子地区。現在は3店舗で計1000本弱の生産にとどまるが近年は注文が増えているという。潮かつおは1本4320円(税込み)から販売する。予約や問い合わせは、カネサ鰹節商店=電0558(53)0016=へ。(山中正義)

 

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