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【静岡】

野猿の楽園「波勝崎苑」継承へ イズーの運営会社、南伊豆町と包括協定

餌づけされたニホンザル=南伊豆町の波勝崎苑で

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 河津町の体感型動物園「iZoo(イズー)」を運営するレップジャパン(静岡市駿河区)の白輪剛史社長が十三日、野猿の楽園として知られ、九月に休園した南伊豆町伊浜の観光施設「波勝崎苑(はがちざきえん)」の事業を継承する方向で話を進めていることを明らかにした。運営会社の「波勝崎苑」と近く、正式に契約を結ぶ方針という。

 一九五七年オープンの波勝崎苑は、餌づけされたニホンザル約三百匹を間近に観察できる人気の観光スポットだった。だが来園者が次第に減少。経営難に陥り、九月いっぱいで休園に追い込まれた。

 レップジャパンは町から相談を受け、事業を引き継ぐ意向を示した。現在、詳細を詰めている。再開に向けては、インターネットで資金を募るクラウドファンディングを使って老朽化した施設を改修し、知名度アップにも努めるという。

 インバウンド(訪日外国人客)を誘客する潜在力もあるといい、白輪社長は「サルの魅力をどれだけ引き出せるか。見せ方を工夫して、認知度が高まれば客は来る」と力を込めた。

 同社はこの日、観光振興などで町と協力する包括連携協定も締結。相互の人的資源の活用や連携したまちづくり事業など六項目で構成する。町内で捕獲したサルを波勝崎苑で引き取ることも盛り込まれている。

 岡部克仁町長は「レップジャパンのノウハウで町に埋もれている資源を利活用し、町内の活性化につなげたい」と期待した。 (山中正義)

 

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