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【スポーツ】

高梨、開幕戦3位 ジャンプ女子W杯

 【リレハンメル=共同】ノルディックのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は11月30日、当地で開幕して個人第1戦(ヒルサイズ=HS98メートル)が行われ、平昌冬季五輪銅メダルの高梨沙羅(クラレ)は88・5メートル、94メートルの合計240・2点で3位となった。

 高梨は1回目に8位と出遅れたが、2回目にトップの得点をマークして巻き返した。ユリアネ・ザイファルト(ドイツ)が98・5メートル、97メートルの258・8点でW杯初優勝。平昌五輪覇者のマーレン・ルンビ(ノルウェー)が2位に入った。

 伊藤有希(土屋ホーム)は14位、岩渕香里(北野建設)は19位。上位30人による2回目に進めなかった岩佐明香(日大)は32位だった。

◆難条件で2本目猛追「次につながる」

 風が舞う難しい条件となったW杯開幕戦。高梨は2回目にトップの得点をマークして順位を五つ上げ、表彰台に立った。通算56勝目はならず、会心のスタートとはいかなかったが「2本目でしっかり合わせられたのは救い。(第2戦に)つながる結果だと思う」と前向きに捉えた。

 1回目は不安定な風に苦しみ「空中でのばらつきをしっかり制御できなかった」とK点(90メートル)の1・5メートル手前に落ちた。着地ではテレマーク姿勢を入れられず、飛型点も49・5点どまり。8位と出遅れ、首位とは飛距離換算で約10メートルの得点差がついた。

 だが、2回目は「悪いイメージを払拭(ふっしょく)し、自分のやるべきことに集中できた」という。不利な追い風でも飛距離を5・5メートル伸ばし、着地も決めた。前日の予選では大差の首位となるなど状態は悪くない。今後に光明を見いだせる飛躍だった。

 今季を「結果に執着しているわけではない。いろんなことに挑戦し、吸収するシーズン」と表現し、気負う様子は見られない。初めての心境で迎えた初戦を終え「難しい条件でこういう試合ができて、いい経験ができた」と少し表情を緩ませた。 (共同)

◆伊藤14位「実力不足」

 伊藤は1回目に82・5メートルと伸びずに22位。2回目はK点(90メートル)まで伸ばして順位を上げたが、14位にとどまった。不安定な風にも悩まされたが「まだまだ自分の実力が全然足りていない」と反省しきりだった。

 前日の予選も37位と振るわなかった。ただ、内容は少しずつ良くなっているという。

 平昌冬季五輪では9位と悔しい思いをした24歳のジャンパーは「(予選よりは)きっかけをつかめるジャンプができた。(第2戦に)つながれば」と話した。 (共同)

◆内容は良くなっている

<岩渕香里の話> 今の自分のジャンプに追い風が当たると、ぽとんと落ちちゃう。結果は全然納得できるものではないが、内容はだんだん良くなってきている。 (共同)

 

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