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【スポーツ】

錦織、来季へ抱負 四大大会のタイトル欲しい

インタビューに答える錦織圭

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 男子シングルスで昨年8月の右手首故障を乗り越え、世界ランキングでトップ10に復帰した錦織圭(28)=日清食品=がシーズン終了後に共同通信のインタビューに応じ、ツアーなどで得た手応えや来季への思いなどを語った。

 −十分過ぎる1年と常々言う。誇れるものは。

 (シーズン)後半に自分のテニスを100パーセントに戻せたことが一番良かった。前半は試合中にアップダウンがあり、なかなか100点のテニスができなかった。つらい時期を乗り越えたのは(4強入りした夏の)全米オープンから。

 −序盤は調子が上がらなかったが、気持ちが切れずに復活できた。

 (トップクラスに)戻ってきたいという大きな目標に突っ走っていた。一歩一歩階段を上るような感覚が今年はあった。

 −前より良くなった部分は。

 今年はネットプレーが増えたし、昔はなかった攻撃的なプレーも増えてきた。けがをしたことでサーブなど細かいところを見直すきっかけにもなった。けがの時にトレーニングをしっかりやれていたので、体が強くなった。後半に体があまり悲鳴を上げなかった。

 −右手首を痛めた時に「正直終わった」と思ったそうだが。

 手術をするかしないかで迷った時期もあった。手術をしない方向でいったが、再発する可能性もあると言われていた。いろんな怖さがあった。手首を使わないショットはない。不安が残ったままテニスをしないといけないのかなという思いがあった。

 −今、テニスをやっていて快感を得る瞬間は。

 昔みたいな(ショットの)感覚が戻ってきた時点で最高に気持ちが良かった。バックの鋭い球がしっかりライン際に入った時とか。いい試合ができた時は昨年の(苦しかった)11、12月を思い出して、ここまで戻ってきたなといううれしさがものすごく出る。

 −来季はどういう1年にしたいか。

 今年はほぼノープレッシャーだった。思い切りやれたが、来年は上をどんどん目指していかないといけない。普段通り思い切りプレーをして、グランドスラム(四大大会)やマスターズのタイトルは欲しい。そこが目標になる。

 −29日で29歳。どこに伸びしろを感じるか。

 一年ごとに大きな経験をしている。経験値という面では増えている。いつ(好結果を残せそうな)タイミングが来てもいいように、いつも通りの努力をする。運も大事。そのタイミングが来た時に爆発できるように常に準備はしていたい。

 −2020年には東京五輪がある。

 スポーツにかかわらず、ここまで世界を巻き込んで戦える場はなかなかない。日本で、というのはスペシャル。なかなか巡り合えない。もっと実力をつけて、いい状態で臨みたい。

 

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