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【スポーツ】

坂本、夢舞台思い切り フィギュアスケートGPファイナル

調整する坂本花織=バンクーバー郊外で

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 【バンクーバー=共同】6日(日本時間7日)に開幕するフィギュアのグランプリ(GP)ファイナルに出場する日本勢が4日、当地郊外のリンクで練習し、男子の宇野昌磨(トヨタ自動車)はフリップやサルコー、トーループの4回転ジャンプを決めるなど、初優勝へ向けて順調な調整ぶりだった。

 11月29日にカナダ入りし、念入りに時差調整。練習での動きは良く、リンクサイドで樋口美穂子コーチが撮影した動画をジャンプごとに見返し、本番に備えて細かな点の修正に努めていた。

 女子でGP2連勝と勢いに乗る16歳の紀平梨花(関大KFSC)は午前の練習で大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を17本中14本、着氷させ「調子はまあまあ。体が動けば、もっと良くなってくる」と笑顔を見せた。

 4季連続出場の宮原知子(関大)と初出場の坂本花織(シスメックス)は曲を流して演目を精力的に滑り込んだ。

◆シニア2年目 初出場「楽しむ」

 女子で平昌冬季五輪6位の坂本がGPファイナルに初出場する。シニア2年目でつかんだ念願の大舞台。「どんなに悪くても6位。縮こまらずに思い切り演技して上を目指していきたい」と前を見る。

 GP第1戦のスケートアメリカで2位、第3戦のフィンランド大会では3位。日本勢では最も早く2戦を終え、吉報を待ち続けた。第6戦のフランス杯はリアルタイムで観戦。全体5番目でファイナル行きが決まり「(日本は)夜中だったけど、思わず『しゃあ』って叫んじゃった」と笑う。

 ダイナミックなジャンプが持ち味だが、今季は課題だった表現面にも本格的に着手。その成長ぶりに昨季から振り付けを担当するブノワ・リショー氏からは「カオリを世界一のスケーターにしたい」と言われたという。

 大会がなかった1カ月間でステップを一から見直し、2日に現地入りしてからはスピンの軸を入念に確認するなど細部にもこだわる。「できることはやってきた。後は初めてのファイナルを楽しみたい」。ハイレベルな争いでも表彰台に立つ力は備えている。 (共同、写真も)

 

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