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【スポーツ】

攻守に磐田 J1残留 J1参入プレーオフ

磐田−東京V後半35分、FKでチーム2点目のゴールを決め喜ぶ磐田・田口(右)=ヤマハで

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 J1とJ2の入れ替え戦に当たるJ1参入プレーオフ決定戦が8日、静岡県磐田市のヤマハスタジアムで行われ、J1で16位だった磐田がJ2で6位の東京Vを2−0で下し、残留を決めた。

 J1最終節で16位に後退し決定戦に回った磐田は、前半41分に小川航が自ら得たPKで先制。後半は田口の直接FKで加点した。東京Vは攻め込む機会が少なく、11年ぶりのJ1昇格はならなかった。

 引き分けでも生き残れる。有利な条件に受け身になった上位チームが敗れることもままあるプレーオフだが、先制点を奪えば地力の差がものを言う。リーグ最終節で13位から16位に転落して1週間。積極的な試合運びでJ1の意地を見せた磐田の名波監督は「選手たちの切り替えが素晴らしかった」とたたえた。

 前半から高い位置でボールを奪いにいき、東京Vの勢いを完全に封じた。1対1の局面を次々と制しリズムをつかむと、40分すぎに守備の背後に抜け出した小川航がGKに倒されPKを獲得。「大一番は好き。おいしいとしか感じなかった」と自ら落ち着いて決め、流れを引き寄せた。

 後半35分には田口が「イメージ通り」という軌道でFKを直接決めて勝負あり。「危ない場面になる前にみんなが集中して守れた」と大井が言うように、東京Vのシュートを2本に封じ、危なげなく試合を終わらせた。

 アダイウトンや中村ら主力の故障に苦しんだシーズンだった。今季から導入された参入プレーオフに救われた形に、名波監督は「必要のない1試合だった。この試合に至った原因は僕」とJ1残留を決める勝利にも表情は硬いまま。

 大井は「去年までだったら落ちていた順位で、こういうゲームをさせてもらったのはラッキー。来年はもっと上の順位で戦える」と巻き返しを誓った。

  (中山聡幸)

◆中村「苦しみバネに」

 中村は後半ロスタイムから出場し、ピッチ上で残留決定の瞬間を迎えた。

 今季は右足首の故障や手術もあり、出場16試合でJリーグのキャリアでは初の無得点に終わっただけに「最後が良ければ、すべて良しではない。クラブやファンに申し訳なかった」と反省を口にした。

 40歳のベテランは「今季はがくっと落ちたけど、逆に来季が楽しみ。苦しんだことを、ばねにしないと」と現役続行への強い意欲を示した。

 

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