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【スポーツ】

宇野、乱れて2位 遠い頂 フィギュアスケートGPファイナル

男子フリーで演技する宇野昌磨=バンクーバーで(共同)

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 【バンクーバー=共同】グランプリ(GP)ファイナル第2日は7日、当地で行われ、男子はショートプログラム(SP)2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)がフリーも183・43点で2位となり、合計275・10点で2季連続の2位だった。

 ネーサン・チェン(米国)がSP、フリーともに1位の合計282・42点で2連覇した。

 宇野は3種類の4回転ジャンプに計4度挑んだが、冒頭のサルコーが3回転扱いとなり、フリップが回転不足を取られた。

 女子は8日にフリーを実施する。日本勢は7日に公式練習に臨み、6日のSPでルール改正後の世界最高得点を出して首位に立った紀平梨花(関大KFSC)が大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を確認した。4位の坂本花織(シスメックス)、6位の宮原知子(関大)も調整した。

◆ジャンプ成功3度だけ「あきれた」

 またしても勝負弱さを露呈した。SP首位のチェンと小差で迎えたフリー。最終滑走の宇野は逆転を狙ったが、7度のジャンプで成功は3度だった。2017年世界選手権から平昌冬季五輪や四大陸選手権を合わせ、主要国際大会で6大会連続の2位に終わり「結果が求められた試合だと自覚していた。自分にあきれたところがある」と力なく言った。

 気力を失っていた前日のSPとは違い「自分をコントロールできていた」と言う。しかし、冒頭で勢いがなかった4回転サルコーを3回転と判定されると、続く4回転フリップも高さが出ずに回転不足となった。ベートーベンの月光の美しい旋律に乗せた滑りや最高難度レベル4のスピンなどでアピールしたが、終盤の得点源となる二つの連続ジャンプでも着氷が乱れた。

 冬季五輪2連覇の羽生結弦(ANA)が不在。日本勢がただ一人で期待されていたことは理解していたが、0・50点差で及ばなかった昨季に続いて頂点に届かず「羽生選手がやっているようにプレッシャーに打ち勝って、素晴らしい結果を残して、素晴らしい選手になりたい」。殻を破れない焦りが言葉ににじんだ。 (共同)

 

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