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【スポーツ】

ソフトボール、五輪へ年計150日合宿 支援増え高校生も積極招集

選手に身ぶり手ぶりを交え指導する宇津木麗華監督(左)=沖縄県読谷村で

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 日本女子代表が年間合計で約150日に及ぶ長期合宿を敢行し、2020年東京五輪に向けたチーム強化に力を注いでいる。3大会ぶりの五輪競技復帰、しかも自国開催とあって、資金面の支援が増加。この冬も国内外の温暖な地を転々としながら、体を動かし続ける。

 13日、沖縄県読谷村の野球場。曇り空で少し肌寒いが、最高気温は20度まで上昇した。エース上野由岐子(ビックカメラ高崎)らが、若手に交じって汗を流していた。

 11月中旬の日本リーグ閉幕後、代表は休む間もなく熊本県で活動を再開した。年が明ければオーストラリアと米国へ。内野手の洲鎌夏子(豊田自動織機)は「体は相当きつい。でも、ここで学ぶことはすごくレベルが高いので」と目を輝かせる。

 08年北京大会を最後に五輪競技から外れると、代表への関心や支援は減った。代表合宿で選手が養ったものを所属チームに戻って還元することで、ソフトボール界全体の底上げにもなるが、「このブランクで日本からなかなか良い選手が出てこなくなった」と宇津木麗華監督は指摘する。

 日本協会によると、14年度は女子の代表合宿は1回だけだったが、18年度は計11回に及ぶ。この間、補助金や協賛金などで経常収益は2億円以上、増えた。監督は「支援のおかげでこうやって合宿もできる。必ず期待に応える」と力を込める。

 一方で、高校生ら若手も積極的に合宿に招集。東京五輪という短期的な結果だけでなく、その先を見据えた強化にも取り組んでいる。 (多園尚樹)

 

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