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【スポーツ】

高梨が今季最高の2位 ジャンプW杯女子個人第4戦

個人第4戦で2位に入った高梨沙羅=プレマノンで(共同)

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 【プレマノン(フランス)=共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は15日、当地で個人第4戦(ヒルサイズ=HS90メートル)が行われ、平昌冬季五輪銅メダルの高梨沙羅(クラレ)が87・5メートル、85メートルの合計250・7点で今季最高の2位に入った。

 平昌五輪銀メダルのカタリナ・アルトハウス(ドイツ)が1回目の2位から逆転し、合計260・3点で今季2勝目、通算6勝目を挙げた。

 伊藤有希(土屋ホーム)は10位、岩渕香里(北野建設)は19位、丸山希(明大)は23位。1回目に勢藤優花(北海道ハイテクAC)は33位、岩佐明香(日大)は36位で2回目に進めなかった。

◆復調手応えの飛躍 逆転許し「悔しい」

 復調を実感しているからこそ、今季最高の2位にも「悔しい」と満足しなかった。今季初めて首位で迎えた2回目。高梨は横風を受けて85メートルと距離を伸ばせず、直前に94・5メートルの大ジャンプを見せたアルトハウスに逆転を許した。W杯通算56勝目はお預けとなったが、手応えは十分に得た。

 開幕戦で3位に入ったものの、第2戦は自身初というスーツの規定違反で失格となり、第3戦は6季ぶりの2桁順位となる11位。14日の予選も4位だったが、本戦当日の朝の試技でトップの89・5メートルを飛び、初めて経験するジャンプ台にライバルが苦戦する中で対応力の高さを証明した。

 2回目は「空中で少しバランスを崩し、テレマーク(姿勢)にもつなげられなかった」と反省した。どんな条件でも「しっかり対応して長いシーズンをこなしていかないと、大きな試合でも勝てない」。五輪や世界選手権の個人戦で頂点に立てない自分に、何が足りないかを模索する日々だ。

 次回五輪へ仕切り直しとなる新シーズンで、2季ぶりの個人総合優勝を目指す。「立ちたい」。表彰台の真ん中へ、22歳のジャンパーは渇望を力に変える。 (共同)

 

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