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【スポーツ】

レスリング 五輪女王対決を川井梨が制す 復帰の伊調、競り負け

女子57キロ級1次リーグ伊調馨(左)を破った川井梨紗子=駒沢体育館で

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◇全日本選手権

 全日本選手権第3日は22日、東京都の駒沢体育館で行われ、女子で五輪4連覇の伊調馨(34)=ALSOK=が57キロ級の1次リーグ初戦で2016年リオデジャネイロ五輪63キロ級金メダルの川井梨紗子(24)=ジャパンビバレッジ=と対戦し、1−2で競り負けた。五輪覇者による日本選手同士の対戦は男女を通じて初。伊調が日本選手に敗れるのは17年ぶりだが、両者が勝ち進めば23日の決勝で再び対戦する可能性がある。

 伊調は日本協会の強化本部長だった栄和人氏によるパワーハラスメント問題を乗り越え、10月の国内大会でリオ五輪以来約2年ぶりに実戦復帰した。全日本選手権出場は3年ぶり。川井梨は五輪で実施される階級に今回から変更し、2人の五輪女王が同じ階級になった。

 14年以来4度目の対決となった注目の一戦は、決勝での再戦を見据えるためか、互いに積極的に攻撃を仕掛ける場面は少なかった。パワーで勝る川井梨が組み手争いを優勢に進め、積極性がないと判断された伊調が2度の注意で惜敗した。リオ五輪から3年連続で世界一に君臨する川井梨は、伊調に初勝利して成長した姿を見せつけた。

 今大会は20年東京五輪の出場枠が懸かる来年9月の世界選手権代表選考会を兼ねている。伊調は東京五輪への挑戦について「簡単には言えないというか、それ相応の覚悟がないと」と明言を避けているが、今大会で優勝すれば五輪5連覇への道が開ける。

 

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